借金をしてFXをすべきではない理由

FX取引をしていると、例え10連勝したところでそのあとの1回の負けで簡単に証拠金が飛んでしまいマーケットから退場させられてしまいます。また、大きな利益を出した後には、かなりの確率で大きな負け経験します。しっかりとした自己管理ができるトレーダーになるまでには、これらのことを何度も繰り返すことになります。また、証拠金が飛ばされマーケットから退場させられたり、大負けをすると何とか取り返したいという気持ちに強烈に襲われることになり、お金がない場合にはすぐに借金をすることを考えます。

最近では、無担保フリーのカードローンがwebから申込むと1時間前後で数十万円の融資を受けることができます。しかも、中には24時間365日リアルタイムで振込融資をしてくれるようなサービスもあり、FX取引のためにあるのではないかと勘ぐってしまうほどです。このようにいとも簡単にお金が借りられるため、負けてお金がない場合にはついつい利用したくなるのです。しかしながら、冷静に考えると金利が15~18%以上のお金を借りて取引してもそう簡単に勝てるものではありません。

100歩譲ってこの1~2年間でFXの利益が15~18%以上あれば、まだ検討の余地はあるでしょう。しかし、FXのためにカードローンを検討する人の場合には大半が大きな損失を出しているはずです。成功できるパターンとしては、カードローンでお金を借りた瞬間から、急にFXの腕が飛躍的に上昇するというケースでしょうが、それほど世の中は甘くはありません。負けた後には、しばらくは休むことが大切です。

負けたのに直ぐに借金をして取引を再開しようというのは、既に冷静な判断ができなくなっているのだと肝に銘じなければなりません。

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