FXとは、日本語で外国為替証拠金取引とも呼ばれる投資です。近年ではインターネットの発達によって、この取引が広く行われるようになりましたが、どのようにして利益を出す取引でしょうか。FXで利益を得るには、基本的に二通りの方法があります。一つは、為替差益による利益です。
例えば、ある時点で1ドルが100円だったとします。このタイミングで1000ドル購入すれば、その代価は100,000円となります。そして、1ドル105円の時に1000ドル売却すれば、105,000円となりますから、5000円の利益となります。実際にはこの中から取引会社の手数料を支払った金額を得ることができます。
FXではさらに、レバレッジをかけることができます。レバレッジとは、英語の原義は「てこ」のことですが、てこが小さな力で重いものを持ち上げるように、少ない証拠金で大きな金額の取引を行えることができるのです。例えば、証拠金が100,000円でレバレッジが5倍の場合、最大500,000円の取引を行うことができます。そのため、より多くの利益を得ることができますが、一夫で損失も5倍になることを忘れてはなりません。
FXで利益を得るもう一つの方法は、スワップ金利を利用するものです。これは、より金利の高い通貨を購入することで、金利の差額分を利益として受け取ることができるものです。例えば日本円の金利が1%、米ドルの金利が1.5%の場合、日本円で米ドルを購入すれば、金利差の0.5%分を受け取ることができます。